小脳血管芽腫

意識が戻り始めたとき

これはもうトラウマ

何となく暗い部屋でうっすら光が見えた

痛みよりも挿管されてる事の辛さが強い

当然挿管されてるので声は出ない

そしてまだ麻酔が効いているのだろう・・手も体も動かない

でもぼんやり意識がある

なのでこの挿管がとても苦しい、とにかく外してほしい

薄暗く声が出ない恐怖

今自分がどういう状態なのか全く判断ができない・・・昼なの?夜なの?

手術は終わったの?なぜ声が出ないの・・そして

えずく・・・

何とか看護師さんを呼びたくても呼べない

指に装着してある酸素を測るクリップみたいなのを必死で

指を動かしてずらす

看護師さんが来てくれた、意識がある事に気が付いてくれると思った

対処してくれると思ったがクリップをはめなおして去っていった

これだけでもとても疲れた

でも挿管は本当苦しい

なのでまた必死になって指を動かした、二度目はかなり時間がかかった気がする

その間に意識遠のき寝てたかもしれない

そして何とかもがき苦しみ涙目になりながら二度目成功!!

が!!しかし!!

なんと予想外の展開

看護師さん「うささーーん手足縛りますね~」

勘弁してくれ・・・・違う違う!!!って心の声は届かなかった

手足を縛られる感覚だけが分かる

薄く目が見えてるので暗闇に看護師さんの影だけが見える

そんな情景で手足縛られ声が出ないなんて

もうホラー映画でしかない

なのでいまだに怖い

部屋を暗くして上向いて寝るのはちょっと怖い

こんな話をすると

旦那様曰く脳波で覚醒してるかわかるはずなのになぜだと。。。

 

そしてそこからどのくらい時間が過ぎたか分からない

やっと先生が来てくれた様子と複数の人の気配がベットの周りに来て

看護師さんが私の手に触れたので

指で文字を看護師さんの手に書こうとした

「とって」

看護師さんが・・うん?なにか書こうとしてる!

って気が付いてくれた時は本当天使だと思った

一刻も早くこの恐怖から解放してほしかった

「とってって言ってます」

ナイス看護師さん正解????

先生が今とるからね~て・・なんとこの時点でもすでに早めに挿管をぬきに

来てくれてたらしい、先生の予想をはるかに超える速さで私が

麻酔から覚めてしまったという悲劇

挿管が抜けてもう最高に幸せだった・・・つかの間のねw

当然頭は痛いよ切って開いて塗ってるんだもん

そしてこの時点ではまだ頭に管が入ってる

そしてさらに予想外なことが起こった

手術で開頭したのは左側

でも私は右首から腕にかけての激痛に苦しむ事になる

だけどもう~あっちもこっちも痛くて何が痛いのか混乱

ICUは一日で出て病室に行く予定だったので

挿管を抜いてから食事も出るのだが、ベットをマックス起こしてもらって

そこから前に置かれた食事まで手を伸ばす事ができない

点滴でパンパンに腫れてる痛みとは違うなんだろう・・・

違う痛みがとにかく襲う

起き上がって数秒すると悲鳴上げるほど痛い

先生は頭部はそんなに痛くないはずだけど痛みに弱いんだね~って

そっか・・私我慢が足りないんだって我慢した

でも結局ICU出るまで3日かかった

それでも起き上がるのも寝ていてもとにかく、右の首から右肩そして腕が痛い

身体を起こすと首から肩にかけて激痛が走る

一日の上限の痛み止めの座薬を使ってもらうが

きいちゃ~いない・・と思うほど

自力で起き上がれないと病棟には戻せないな~って悩む看護師さんたち

しかし、痛いけどICUで眠る事が怖くて病棟に戻してもらう事になった

 




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